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小学校から受験?早くない?
そう感じる人は大多数です。
そして、幼稚園や小学校から受験を考える家庭も少数です。
中学校の受験も受ける子供の割合としては少数です。
それはなぜか?
義務教育で中学生までは勉強せずに進学・卒業できるからです。
現在では授業料無償化も実施され、公立であればかかるお金は僅かな費用で済みます。
そのおかげか、塾や習い事にその浮いた分をまわしている家庭が増えてきています。
そして中学校卒業後は8〜9割が進学しますが、それまで受験とは縁遠かった人たちもそこで初めて受験を経験します。
幼い頃から学ぶ意識を持ち、学ぶ努力、受験もしてきた人たちとの差がここで大きく出ます。
その差を埋めてあげるきっかけを作るのは親なのです。
そうだ!小学校を受験しよう!
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まずは学べる環境作り
成人していれば自分を置く環境は自分で選べますが、法律上、成人になるまでの間は親の同意が必要です。
例外はありますが基本的には社会経験も少なく、知識や生き抜く知恵も成人している人達と比べるとやはり少なくなります。
どうしたら自分が望む姿に将来なれるのか、大抵の場合はわかるはずもありません。
中には、小学生低学年の時点で将来なりたいものがはっきりとしている意思の強い子もいます。
例えば、その子が医師になりたい場合はどうでしょう。医師になる為には専門の学部を卒業しなければなりません。
漠然と願っているだけではもちろんなれません。
どうしたらなれるのか?
それは本人自らが努力し、行動をしなければ叶いません。
どの仕事も、希望する仕事に就く為には資格の取得や専門の学部の卒業や学歴が関わる事が多く、通るべきルートがあります。
中には成人して就職したものの一念発起し、貯金・勉強をして叶えられる人もいます。
ですが、そういう人はやはりそう多くないのが現実です。
人間の性格はすぐには変えられません。
成人するまでの間、最低限の勉強や努力しかしてこなかったのに、いきなり他人よりも努力するように変わる事はとても難しいのです。
たまたま勉強をしなくても過ごせる環境で過ごしてしまい、塾や進学校に行くこともなく、ただ名前を記入すれば受かる様な学校に行ったとします。
そして就職活動をする際には、自分の学歴や持っている資格などで受かる会社を探すこととなります。
その中に心から就職したい企業や会社があれば幸運ですが、ほとんどはそうではないと思います。
もし幼い頃から学ぶ事が当たり前の環境に居れば、塾に通ったり進学校に進学することは普通です。
そしてその環境作りは、初めは親が誘導しなければなりません。
先程述べた医師の場合ですが、親子で医師という家系が多いと聞きます。
それは親が誘導しているのです。
医師になる過程で本人の努力はもちろん必要ですが、なれるきっかけを作るのは親なのです。
本人の性格から将来を想像
これは1と繋がっていますが、環境を整えると結果的に将来に繋がります。
はぜ、大学が大事なのか、偏差値の高さが求められるのかは雇う側の心象で考えればすぐにわかります。
偏差値が高い事だけを見ているのではなく、なぜ偏差値が高い大学に行けたのかという過程も見ているのです。
会社は組織ですので、有能かつ真面目で向上心もある人材を求めています。
これは職種問わず共通しています。
そして、幼い頃から学ぶ環境に居るとその生活が当たり前となります。
やはり中学からいきなり受験勉強を始めても、勉強のやり方や集中力はすぐに身につきません。
環境を整え、続けていくことで希望の将来へと繋がるのです。
実現できる選択肢を増やす
小学校を受験する家庭はお金に余裕があるだけではありません。
教育の取り組みに対する、学校の方針によって集まり、そういった親御さんの元で育つお子さんが入学されます。
お金に余裕がある事が良い家庭、というわけではないと思いますが、教育に全く興味のない環境に居る子供と意識が異なることは明らかです。
私立の場合は学費などが高額となる小学校もありますが、公立では無償化もあります。
無償化というのは聞こえはいいですが、あえて公立に入学させたいという親御さんもいます。
公立に通わせた方が、いい意味で「世間に揉まれる」と言う方もいます。
それは素行の悪い子、育ちの悪い子、お金持ちの子(多くは私立へ通うと思います)、貧乏の子、シングル家庭など様々な環境で育った子供達と触れ合える、と言う意味ですが、それは最悪の場合多少の犠牲もあり得ます。
いじめや暴力をする子供というのは、何か理由があります。
決めつけることは良くありませんが何か余裕が無かったり、ストレスを発散している可能性が高いです。
そういった子供が少ない、もしくは居ない方が我が子の為には良い環境だと思う親は少なくないと思います。
モンスターペアレントも紛れている可能性もあります。
実際、公立小学校での学級崩壊や授業の進行の妨げになる子供がいるという話は身近でも耳にします。
悪い事ばかり記載していますが、結局、そのうち揉まれるのに幼い頃にわざわざ揉まれる必要があるのか?という疑問があるので公立に良いイメージがありません。
私立には私立のネガティブな事もあると思います。
先生の異動が基本的にない為、閉鎖的な所は少なからずあると思います。
お金持ちにも性格の悪い子ももちろんいると思います。
ですが、私立に通う子は、いじめや暴力をわざわざする暇が基本的にありません。
親からも期待され、応援され、本人も幼い頃から学んできたので毎日ホームワークや塾もあり、自由に遊ぶ時間というのは限られています。
こちらも偏りがあるかもしれませんが、実際耳にする事が多い事例なので否定も出来ません。
まとめ
我が子となれば可愛いのはもちろん、守りたい気持ちも強くあります。
小学校の間の一時的なものではなく、良い将来へ繋がる手助けも親ならば進んで協力したいものです。
中学校、高校、大学と進んでいく中で、社会や様々な出来事が起き揉まれる事は出てくるでしょう。
小学校のうちはなるべく穏やかに豊かな気持ちを持って生活させたいですね。
筆者も子供がおりますが、小学校は私立へ行かせようと思い2023年現在、日々学びながら取り組んでいます。
本人は私立と公立の違いなど想像もつきませんし、親の希望の学校への受験です。
現代ではインターネット、snsの普及により調べられる事もたくさんありますので、時間のある限り努力を尽くしていくつもりです。
別の記事にて進行状況も記述していきますので、ご興味ありましたらそちらものぞいて見てください。