推し事がしたい!

投稿者: | 6月 15, 2023

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好きな芸能人のグッズを買ったり、ライブに行きグッズを買うなど応援する行為を推し活推し事(お仕事とかけている)と言うことがあります。

アニメのキャラクターやゲーム、芸能人、舞台俳優など二次元から三次元まで多様です。

自分の推しに似たぬいぐるみやキーホルダーを持ち歩き、友達とのご飯や風景と一緒に写真を撮りSNSに投稿するなど、次々と新しい応援の仕方が生まれています。

なぜ今、増えている?

現実との違い

ファンとなってアイドルを応援する方法は以前からありますし、誰もがテレビに出ている芸能人やモデル、アニメのキャラクターを好きになったのではないかと思います。

ファンと言うと応援することですが、ライブに行って声援を送ったりCDをたくさん購入して特典をゲットするなど、できる事は限られている様に思います。

ですが近年、アイドルに似せたぬいぐるみグッズやキーホルダー、アクリルスタンドなど様々なグッズが増えていき、推しの先駆けとも言える日本特有のオタク文化の理解も世界でも認められる存在となったことも広まっている一因です。

1人でも楽しく過ごす時間

現在平成後期頃から、現在交際している相手が居るかという質問に対して居ないと答える人の割合が増えてきています。

人を好きになり、付き合うという流れが滞っているのです。

理由はそれぞれだと思いますが、わざわざ価値観の異なる相手と一緒に過ごしてストレスを感じるくらいなら、楽しくて気の合う仲間や、SNSのみの付き合いなど、他人との関わりかたが年々多様化してきています。

特にこの3年間は感染症対策により外出が制限され、新しく人と出会う機会が途端に減りました。

これも推し活が広まっていった一因となりました。一人でも楽しく、離れていても一緒に応援している感覚になれるという現代ならではのものです。

推し活は複数人でも出来ますが、1人でも楽しめる上に誰かと日時も合わせる必要もありませんので、それぞれに楽しみ方があります。

お金の使い道

何をしている時が楽しいか?という問いに対して、友達と一緒にいるとき、恋人と過ごす時間、家族といるときなどまだsnsが普及する前は楽しいこと自体も限られていました。

時代の移り変わりとともに、多様性の受け口も広がり頑固な固定観念も年々薄れてきました。

そして追い打ちをかけるように、感染症の流行により外出や外食が制限され人と会うことが出来ない時期が続いた事で金銭の使い方にも変化がありました。

外出が減り、人と会わなくなると当然ながら服を季節ごとに購入する必要もなくなり、マスク生活ではメイクをする機会も減り、使わなかった分のお金はそのまま貯金に当てた人も多いようです。

変化はプライベートだけではなく、仕事での人付き合いが多かった人達もテレワークになり外出が減り、新しい事を見つけたり挑戦したりと様々な変化がありました。

1人の時間を楽しむ術を知らなかった人は、外出制限が始まった当初はなんて退屈で窮屈な生活なんだろうとネガティブになっていたと思います。

しかし一定の年月が過ぎていくと人は慣れるもので、逆にせっかく自分の自由な時間があるのだから何か始めてみよう!と皆気持ちが一変したのです。

ソロキャンプや推し活、youtube、外出せずとも様々なことが一人でも楽しめるのです。

発信スタイルもyoutubeを利用する活動も増え、遠い存在だった芸能人がテレビだけで観ていた時よりも身近に感じられるようになりました。

感染症対策の終了

ですが、2023年5月やっと何の制限もなく自由な生活をすることが可能となりました。

そこへ、念願の推し事の幅も広がり大勢でも個人でも楽しめる様になったのです。

特に韓国の歌手のグループは男女問わず人気です。旅行も自由に行けるようになり、益々盛り上がっているようです。

まとめ

SNSでよくぬいぐるみと食べ物の写真や、旅先でぬいぐるみと風景を撮っている写真をよく見かけます。

始まりはどこからなのかは不明ですが、例えばリュックに好きなキーホルダーを取り付ける時点で始まっているのかもしれませんね。

他人との関係が希薄になってきているように感じますが、誰かを応援することで自分自身にも励みになったり、楽しみが増え仕事を頑張れたりと形が変わっているだけで根本は同じなように思います。

常にだれかとつながっていたいと思う気持ちは昔も今も、子供も大人も同じです。

使うツールが増え、多様化している現代だから大変な3年間を乗り超えられたのかもしれません。