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このサイト内の小学校受験でも記載しましたが、筆者の家庭でも子供の小学校受験を考えています。
「考えています」という書き方をしたのには理由がありますが、追記に書いていますので目次から飛んで読んで頂いても大丈夫です。
小学校を受験する家庭では、すでに幼稚園に入園する時点から始まっています。
小学校受験では内部受験という制度もあり、外部受験をするよりも倍率が低く合格に有利になります。
しかし幼稚園からの連携のない小学校を受験するなら幼稚園はどこでもいいのか?というと、そんなこともありません。
3歳頃から6歳の3年間で行儀・作法・挨拶・理解力・集中力・記憶力・協調性など、本人自身が身につけたり学んでいかなければならない必須項目が数多く存在します。
さらに筆記問題や口頭問題などの受験対策もしなければならず、塾に通わずに合格を目指すというのはかなりの難関です。
無謀は承知の挑戦!小学校受験とは
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無謀なら対策をすればいいのではないか?
昨今、SNSやインターネット検索から得られる情報量は膨大となっています。
実はこの自分で調べるという事がすでに無謀な挑戦です。
何を調べ、どんな知識や受験への理解をしたら正解なのか、という事を理解しなければ合格どころか企画倒れとなります。
そして何よりも大事なことは、どうして受験したいのかという理由です。
ゴールが定まっていないのに正しい情報を調べられるわけがありません。
やみくもに受験したいから受験するという単純なものではありません。
なぜその学校に子供を通わせたいのか、という明確な理由は必ず持って挑まなければ合格することは厳しいでしょう。
毎年、数百人のお子さんとそのご両親をオープンスクールや本番での面接、テスト中ですらも見ている学校側からしたら、中途半端な気持ちで受けている家庭はすぐに見抜かれてしまいます。
そして対策も過去問を解くだけでは全く同じ問題というのはかなり少ないでしょうから、子供自身がその場で対応できる力も必要となります。
方向性と家族での共有
子供自身が必須項目をクリアしていくことはもちろんですが、小学校受験の難しさに親の採点の比率が高いということがあります。
6歳という年齢はまだ成長過程であり、両親がどのような性格で毎日子供とどの様に過ごしているのかどうかは学校にとってとても重要です。
小学生という期間は、両親と学校とで共に育てていくこととなります。
幼稚園は、友達との関わり方、基本的な行動の会得、先生たち大人との関係を築く最初のステージです。
字の読み書きが出来る子、計算が出来る子、運動が得意な子などまだ差があります
そのことから両者の方向性が同じでなければ、子供はどちらが正しいのか?と迷うことになります。
学校と親との方向性が異なる場合は衝突する可能性もあります。
非常識だったり学校に対して無理難題を言う親に対してモンスターペアレントという言葉がありますが、ヒステリック性や感情の起伏が激しい人というのも学校で問題となりますし基本概念とそぐわないと判断されます。
質の高い教育と環境を守るためにはこのような家庭を入学させたくありませんので必然的に親の採点比率が高まっています。
そしてその子供もそのような性格になっていくのではと思われてしまいます。
教材を集める
塾へ通わないという事は、当然ですが過去問や練習問題を自ら購入したり集める必要があります。
この作業は早い段階で済ませておかないと、どのような対策をすればいいのか決められませんし他の受験する子供たちから遅れを取ることになります。
これは難しいことではありませんが、親が必要な資料や問題を探して購入する必要があります。
過去問だけでは対策として不十分ですので、常に新しい情報を調べながら受験したい学校のホームページも確認しましょう。
筆者も塾ではどのような指導や教育が行われているかを調べていますがSNSや公表することを禁じられているのかなかなか検索していても見つかりません。
やはり高額な塾に通わせることに一定の利益があることは否めません。
使用する教材を選ぶ前に、まず受けたい学校の過去問を確認することが必要です。
過去の問題とはいえ、どのくらいの難しさなのか、どういった傾向があるのかという事が一目瞭然です。
近い年代から3〜4年分が参考になります。それより以前の問題も解くことは問題ありませんが傾向が変わっている可能性があります。
小学校受験対策として、よく使用されている教材のリンク先はこちら↓
・こぐま会
まとめ
ここでは具体的な対策は明記していませんが、小学校受験は特殊であるということは理解していただけたと思います。
子供自身がきっかけで、私立や難易度の高い国立の小学校に行きたいと言う事はほぼないと思います。
親が誘導する以上、最後まで根気強く子供と共に努力していくことが何よりも大切です。
そして、子供に勉強を強要する教え方や無理強い、楽しい遊びをたくさん我慢させるなどはせずに、子供の時に出来ることを日々大切にしながら目指していくことが成功させる秘訣です。
実際この方法で子供は自ら学んでくれています。
そして学ぶ時間を毎日習慣づける事も必要です。毎日ということが大事です。
同時にバレエとピアノも習っていますので、帰宅後に1時間弱の時間を作り、続けています。
私立校と大学付属の公立校の2校を受験しますので、全ての試験が終了し結果が出る2024年3月に記事にてご報告したいと思います。
日々成長を見せてくれる子供と共に合格へ邁進していきます。
こちらのカテゴリーでは引き続き経過を書いていきますので、同じ様な境遇の方や将来小学校受験を考えている方に見守っていただけたら幸いです。
追記
追記ですが、記事の初めに「考えています」と書きましたが、それは必ずしも合格しなくてもいいという道も考えているからです。
自宅から徒歩数分の場所には学区内の公立小学校がありますが、その小学校に行かせたくないからではありません。
可能性があるなら子供の将来の為に早くから学ぶ事が自然に身につけばいいと思いました。
近い将来には中学校か高校か大学、専門分野の試験など幾度となく何かを受験する未来が多々あります。
その時のために一生懸命に目標を持ち、努力する事を経験させたいと思いました。
同じような考えで受ける方もいらっしゃるかと思います。
ですが「記念受験」というような生半可な努力では子供の記憶にも残りませんし全く異なります。
親子で協力することの価値もありますので細かい経過も記事にして行きたいと思います。