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今では副業の代表とも言えるフードデリバリーは、ここ数年ですっかり定着しました。
注文する事はもちろん、働き手としても自由がきくので副業としては他に類をみない抜群の対応力となっています。
今から3年ほど前の2020年、私は飲食関係の会社に勤めていました。
歩合が収入に直結する仕事でしたので、ものの見事に職を失いかけました。
そこで現れたまさに救世主がフードデリバリーでした。
この記事ではアメリカ大手デリバリーUber eats、日本の大手デリバリー出前館、北欧シェアナンバーワンを誇るWoltについて書いていきます。
上記3社とも2年以上の業務経験がありますので、これからフードデリバリーを始める方の参考となればと思います。す
3社の特徴と違い
contents
フードデリバリー王者、Uber eats
初フードデリバリーはUber eatsがオススメ
アプリもシステムもわかりやすく、手続きも簡易的なので初心者でもすぐに登録しやすく始めやすい!
Uber eatsの配車システムは、2020年〜現時点で常にフードデリバリーの中ではずば抜けてわかりやすく優秀です。
デザインもシンプルかつ見やすく、無駄な機能がありません。他のフードデリバリー会社のアプリと比べても極めて優れています。
ドライバー目線ではありますが、やはり副業として働くには始めやすく楽に稼働したいものです。
逐一お客さんからの注文が入りますが、一旦受けてしまうとどんな状況や配達先、荷物でも必ず届けなくてはならないのか?という疑問や不安があると思います。
実はUber eatsでは、オーダー商品を店舗から受け取る前ならドライバー都合でのキャンセルが可能です。
これは他のフードデリバリーの中でも一番優れています。サポートセンターとやり取りしたり、電話で確認することも一切なくキャンセルができます。
オーダーの受諾も自由なのにキャンセルすることも自由というのは精神面でとても救われます。
そして配達件数が増えていくと、土地勘も自然と身につきます。
稼働の効率化
続けていくうちに、お客様への商品の引き渡しに複数のオートロックの解除が必要な高級タワーマンションや、商品を受け取る際にいつも完成する前にドライバーを呼び受け取りに時間のかかる店舗など、行きたくない場所や店舗が出てきます。
詳しい住所は一旦オーダーを受けないとわからない仕様なのでとりあえず受けてみたものの、『あ!ここはオートロックが3段階もあるタワマンだ、、商品を渡して戻って来るまでに時間がかかるからその間に駐禁切られるかもしれないし、、ここはキャンセルしたいなー、、』という事態がよく起きます。(フードデリバリーあるあるです)
このような場合にオーダーをすぐにキャンセルできるシステムはドライバーにとってとても助かります。
そしてUber eatsにはもうひとつ大きな特徴と言える、クエストと呼ばれる追加報酬制度があります。
なんとこのクエストには当たり外れがあります。
クエストは一週間単位で毎週金曜日の夕方頃に翌週のクエストが新着します。
日々稼働している件数や日数により、クエストのノルマ件数は増減し、その報酬額は予想がしずらく配達員の間では来週は当たった!外れた!というような認識となっています。
クエストの件数をクリアしなければ追加報酬は一切受け取れません。
これらのシステムがドライバーにとって魅力となり、現在でも数多くの配達員を確保しています。
必要なものは?
Uber eatsのバッグ通称ウバッグは、以前はAmazonで購入する流れでしたが、現在ではUber eatsの公式グッズサイトUber eatsにて必要であれば購入することができます。
そして稼働のスタイルによりますが必要な自賠責保険等を取得しその証書の写真やスクリーンショットをアプリからUber eatsに送ると登録は完了です。
自転車、原付、バイク、軽貨物車、徒歩での配達が可能なエリアもあります。
稼働の際の衣類や髪型や髪色などに縛りもありません。
その他に必要なものはウバッグの中に商品を入れる保温バッグです。ドリンクが倒れないように固定できるクッション材があればもう準備は完了です。
Uber eatsの公式グッズのリンク先→Uber eatsの公式グッズ販売サイトはこちら
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登録の仕方は?
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とても簡単です。上記の見出しのUber eatsの文字から登録サイトにリンクしています。さらに紹介コードを用いて登録すると追加報酬を貰えることもあります。報酬金額は地域や時期により異なりますので公式サイトにてご確認ください。
最初は配達する際の車両の登録や保険に入ることも必須です。スムーズに登録するために自転車、バイク、軽貨物のどれで配達するか決めておきましょう。
出前と言えば、出前館
日本で出前と言えば、Uber eatsが上陸するまでは出前館でした。
とは言っても、現在ほど多くの飲食店はテイクアウトを行ってはおらず配達専門のピザ屋や寿司、蕎麦屋などの昔からある出前店舗が主流でした。
破格の配達報酬額、1件2000円!?
出前館は多数の出前を行うお店をまとめて閲覧できるまとめサイトのようなものが始まりでした。
注文客からすればこのシステムはとても選びやすく、出前が取れる店舗やかかる時間も一目で確認できるので登録者数もトップでした。
Uber eatsとの違いは多数ありますが、大きな違いの一つに出前館には自社配達員がいます。
しかし配達が間に合うほどの人員は確保できていなかったようで、2020年には配達員を集めるために配達1件2000円という報酬が異様に高額な時期がありました。
この時期に多くのUber eatsドライバーが出前館へ移りました。
大きな仕様の変化
2020年から2023年の間で受諾システムの仕様の変化、アプリのアップデートなど幾度と行われましたが、現在でも1件2000円以上の報酬になる事があります。
雨などでオーダーが集中し溜まってしまったり、何かしらの理由によって敬遠(配達拒否)される店舗(通称:地雷店)のオーダーの場合です。遅配を避けるために配達員を確保する苦渋の策です。
出前館では2021年頃までは現金支払いのお客様から受け取った売上を当日の夜〜遅くても翌日までに自分の登録しているエリアの拠点に届けなくてはいけなかったのですが、これは本当に面倒な業務でした。
稼働エリアも登録しているエリアのみと限定されていました。エリアの変更は拠点へ連絡しなければ出来ませんでした。
しかしその後、売上はコンビニなどでの振込システムとなり、細かな配達エリアの制限や登録も都道府県のみとなりました。
現在では拠点への連絡は緊急事態の場合、お客様へ商品を渡すことが出来ないときのみとなっていて、配達時のエリアの電話番号しか明かされておらず所在は不明となっています。
必要なものは?
当初は出前館のロゴが入った赤いキャップを被り、商品の受け取りとお客様へ渡さなければならなかったのですが2022年の8月頃に廃止されました。
他にも黒いズボンを履く、アクセサリー禁止、サンダル禁止など出前館は規定が厳しかったのですが撤廃されたことで更に配達員が増員されました。
他のフードデリバリー会社のバッグのロゴを隠すことは現在も推奨されています。
登録方法は以前はまずzoomで面接を受け、問題がなければ後日登録の拠点に行きlineを交換して帽子を受け取るという流れでした。
現在は各エリアに求人のような形で出ています。
この3年で登録方法にもかなりの変更点がありましたので、確実な最新情報を公式サイトよりご確認ください。
上記の見出しの出前館の文字から公式サイトにリンクしています。
Uber eatsと出前館の大きな違い
出前館は余程の事態でないとキャンセルはできません。拠点に連絡しても、とりあえず届けてください、と突っぱねられます。
これが理由で出前館は登録しないというドライバーは多いです。
ただし、2023年8月から大幅な配達報酬額の減額があると先日発表されましたので、これらの規定も改訂される可能性はあります。
オシャレな北欧フードデリバリーwolt
この記事のアイキャッチで使用している写真に写っていますが、公式のジャケットは印象的な爽やかなスカイブルーとブラックのデザイン、バッグもスカイブルーにロゴが入った北欧らしいオシャレな出立です。
商品をwoltオリジナルの紙バッグに入れる店舗もあります。
(Uber eatsのCMでもロゴ入り紙バッグが移っていますが実際にはUber eatsの紙袋は存在しません)
システムはUber eatsと似ている部分もありますが、woltの大きな特色として迅速なサポート体制があげられます。
チャットシステムでの対応ですが、基本的に1〜3分程度で返信と対応をしてもらえます。
(Uber eatsではサポートに連絡せずにキャンセルできるので簡単という点ではUber eatsが優っていますが)
登録ボーナスが高額、時給制度
woltを登録した理由に、配達報酬が高額だったことと、登録すると貰えるボーナスがあげられます。
そしてUber eatsと出前館では配達員が増え、注文が取りずらくなったのでその穴埋めのような使い方を考えて登録した人も数多くいます。オシャレなグッズを身に着けたいと登録した人もいます。
そしてフードデリバリーで唯一、時給で稼働ができるシステムがありました。現在は撤廃されていますので余談として記述しますが、時給以下の配達料の場合は時給が反映され、時給を上回った場合は報酬が貰えるという画期的なシステムでした。
しかし、このシステムの場合、他のフードデリバリーとのかけもちが出来ず稼げないことも多くありました。
明言はされていませんが、それらの理由により撤廃されたのだと思います。
必要なものは?
woltも様々な変更点があります。
現在の登録方法、報酬など見出しのwoltの文字から公式サイトにリンクしています。
先日、グッズのバーゲンセールのようなものがありましたので、公式グッズにも変更があるかもしれません。
まとめ
2023年6月時点では、様々な規制もなくなり弊害もなく外出する事が出来る様にもなりました。
その為、2020年頃のフードデリバリーバブルの様な高単価では配達できなくなっている事は事実です。
基本配達料は3社とも下がり続け、注文数自体も明らかに減っています。
しかし昼時や夜の晩御飯・夏休みなどの長期休暇など、繁忙期ではまだまだ需要があります。
フードデリバリーほ本業がある人は休日や本業終わりの夜に稼働する人が多いですが、実はそのようなピークタイムでは現在も高単価の注文がきます。
これはUber eats、出前館、wolt全ての会社で実施されています。
その分、需要の少ない平日や天気の良い休日の単価を下げる事で各会社はバランスをとって運営をしています。
フードデリバリーが本業という方にとっては以前と同じ時間数で稼働しても同じ金額や効率では稼ぎにくくはなっていますので、他の仕事も兼業する人も増えました。
とは言っても配達員は増え続けているので需要を上回っている事も単価が下がった一因といえます。
筆者自身も現在も3社とも継続して稼働しています。
また新しい情報や仕様が変わった時に更新していきたいと思います。